徳島の母

アメリカにしか残らなかった「日本の主婦が非行・犯罪をゼロにした実話」。

“ 母の愛情は、犯罪をゼロにした ”
この出来事は、アメリカの大学カルフォルニア大学バークレー校の文献に残っていました。敗戦後の混乱期の日本には記録が残りませんでした。まして、バークレーに残った日本の戦後史「非行と犯罪をゼロにした母」は、事実のみの記録だけで、主人公の名前さえ、わかりません。この宝を埋もれさせる訳にはいかない、発掘を信じて十年間探し続け、平成１５年、歴史を蘇らせました。
　
米国のカリフォルニア大学バークレー校に残っていた事実は、
『敗戦後の徳島県で、新聞を集め街灯に換え、
　　　　　　　　　　　　　　　町を明るくして、非行犯罪ゼロにした主婦がいる。』

バークレーにあった短いストリーは、
戦後、犯罪が多発していた徳島県の町で、ひとりの主婦が立ち上がった。古新聞をお金に替え、電球をひとつひとつ街角に付けていった。食べ物も何も無い時代に、苦労をして、ひとつ、また、ひとつ電球を付け、三年後、通り全体に電灯が灯ったときに、その地区に非行犯罪がゼロになった。これを知ったＧＨＱは、非行犯罪ゼロのモデル地区として賞賛し、半世紀以上も日本に続く「社会を明るくする運動」の誕生につなげた。

つまり、ＧＨＱが徳島の母親の行動に着目し、日本統治のヒントにした。敗戦で犯罪が蔓延した窮地に、日本人の立派な精神に着目し、全国組織の「社会を明るくする運動」へ導き、安全な国日本を短期間で作り上げた。
実際の事実は、想像以上のドラマと奇跡の連続でした。この感動を、次代へ、日本＆世界のたくさんの人々の心に届けたいと思います。

絵本『お母さんがつけた永遠のあかり』（徳島の母）
タイプ１　　　　絵本対象　大人～中学生向け　（事実に基づく再現ストーリー）
タイプ２　　　　絵本対象　小学校～幼稚園向け　（ひらがな文章）
　　　　　　（絵本は,点字翻訳、英語翻訳があります。また、世界の言語への翻訳を予定しています。）
取材研究費用は、すべて自己負担ですので、上記の絵本なども、100％手作業で作ったものです。

^{私にとって、徳島は未知の場所で、親戚も知り合いもいませんでした。しかし、私が、このお母さんを見つけ出さなければ、永遠に埋もれてしまう。日本の未来のために探し出したいという気持ちで、金銭的に誰の援助も受けず、捜索活動を続けてきました。徳島のたくさんのたくさんの方々のご協力のお陰で、奇跡的に平成１５年５月、徳島の母がよみがえりました。}